デオドラントで爽やかに

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ふき取って爽やかに、デオドラントシート

スポーツなどを行っている人は「汗をかく」ことを常としています。そのような人は上手に汗を抑えたり、汗の臭いを抑える術を心得ているものです。体臭を防止するデオドラントを使用していても、汗をかくこと自体は防げません。なぜなら汗をかくこと人間の身体機能の基本事項であり、汗をかくことを通じて人は体温調節を行っているからです。人間は一定の体温を保ち続ける必要があります。体温が上がり過ぎると、やがて体の細胞に悪影響が出てしまいます。一定の温度を超えると、細胞は死滅します。「カラダ」は細胞の集まりですから、体細胞が死滅することは、生命の危険を意味します。ポピュラーなところでいえば「熱中症」は体温が上がりすぎた状態の危険な例です。正常な身体活動を維持できなくなり、医療機関での手当てを必要とするのです。
「水」は、自然に蒸発する性質を持っています。100度で気化することはよく知られていますが、常温においても蒸散するのです。そして、蒸散する際に周囲の熱を奪うという性質を持っています。その性質を利用して、「発汗」というメカニズムで人は体温を調節しているのです。「汗」はそのほとんどが水分です。その中には若干の塩素と尿素、そして体内から失われたミネラルが含まれています。それら自体の臭いは実はたいしたことはありません。ですが、汗として体の表面に現れた水分が蒸発したあと、そこに残ったそれらの成分が雑菌のエサとなり、雑菌が繁殖してしまうところから、いわゆる「体臭」としての嫌な臭いが発生することになります。汗自体は蒸発していても、同時に出てきたミネラルなどの成分は蒸発することはないからです。汗との付き合いが上手な人は、汗が乾いてしまうまえに汗を拭きとります。そうすることで体の表面によけいな成分が残ることを防ぐことができるからです。ただタオルで拭き取ることはもちろんですが、拭きとることに対して「デオドラントシート」を使用することも多いです。デオドラントシートには「アルコール」分が含まれていることが多いものです。アルコールは水分よりも蒸発しやすい性質を持っています。そして、蒸発する際にやはり周囲の熱を奪います。それを肌に塗付することにより、総快感が増すのです。さらに、アルコールは「除菌」の手段としてもポピュラーなものです。汗をかいた後にアルコールを含んだデオドラントシートで体をぬぐうことで、体の表面に存在する雑菌を除去することができます。それにより、あらかじめ雑菌の繁殖を抑えることができるのです。そうすれば、汗をかいてもいわゆる「汗臭い」臭いを放つことが少なくなるのです。総快感と共に臭いも防ぐ、デオドラントシートはまさに「汗をよくかく人」にとっては必携のアイテムといえます。
ですが、デオドラントシートも中々臭いが強いものですから、それを使用するシーンはしっかり考えた方がいいでしょう。あまり頻繁に使用するものでもないですし、「特に汗をかいた」という局面でのみ、しかもあまり人のいないところでの使用をオススメします。「体を拭く」という行為はあまりはた目から見ていいものではありません。影にかくれて、人知れずケアすることが大切なのではないでしょうか。

 
 
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