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髪の臭いも強烈です

「体臭」と呼べるかどうか微妙ではありますが、「髪の臭い」も気にしなければいけないものです。体臭は主に「汗の蒸散」によって人に伝わってしまいます。汗が蒸発する時には、その瞬間に周囲の熱を奪うのですが、それによって少し空気に「流れ」が出来てしまいます。それに乗って体臭は最も大きい空気の流れに乗ってしまいます。そして、誰か違う人に知覚されることになってしまうのです。もちろん汗をかくにはなにも体だけではありません。「頭」も人体のうちですから、頭も当然汗をかきます。汗をかくとそれは蒸発しますから、前述と同じことが発生しています。頭も新陳代謝を起こしていますから、皮脂が老廃物として残ってしまうのです。それを毎日の洗髪で除去する必要があるのですが、これがなかなかうまくいかない人も多いものです。
頭は外気にさらされることが多いため、汗がずっと残ってしまうということは少ないものですが、溜まりに溜まった皮脂が悪臭を放つことがあります。それがシャンプーの香りとあいまって、何とも言えない悪臭と化してしまうことがあります。しかも、これはなかなかじぶんでは気がつけないのですからさらに良くないのです。自分ではしっかり洗髪しているつもりでも、実際は全然皮脂が落ちていないということは多々あります。そのような状態は自分自身でも親しい人でも気がつくことが困難で、しかもあまり他人にも気がつかれないため、なかなか発覚しません。そのため、自分の髪がとんでもない状況になっていることに気がつけないケースが多いものです。
髪の臭いが人に不快感を与えてしまうケースもその分限られます。それはやはり人と「密着」するシーンです。これは特に女性に気をつけて欲しいのですが、体格的に女性の「頭」は男性の「鼻先」に位置することがおおいです。そうなると、満員電車や人が多く乗り込んだエレベーターなどでは女性の頭が丁度男性の鼻先に位置してしまうことになります。通勤時や出社時など、場合によっては体が暑くなっていることもあるでしょう。そのような時に、モロに頭の臭いが男性を直撃することになります。これは実は女性の方が陥りやすいことです。しっかりと「洗髪」はしているのに、「頭皮」の皮脂は全く洗い落とせていない方があまりにも多いのです。自分が感じるのは髪の先から漂うシャンプーやコンディショナーの香りです。それで「しっかりと頭が洗えた」と誤解してしまうのです。そのような状態ではまず「自分はマナーを逸している」などということには気がつけません。知らず知らずのうちに思いも寄らない局面で人に迷惑をかけていることになりかねないのです。
防ぐ手立ては一つしかありません。それは「正しい洗髪」です。正しい洗髪とは、髪も頭皮もしっかりと洗うことです。正しい洗髪のコツとしては、頭皮を洗うことと髪を洗うことを分けることです。まず先に髪を洗い、油分などを落としておけば、次に頭皮を洗う際に明らかに「泡立ち」が違うことに気がつくでしょう。そのようにして作ったタッププリの泡で、頭皮を包み込み、不要な皮脂を洗い落とすのです。この際、必要以上に頭皮をこすったりしてはいけません。余計な力をいれて洗ってしまうと、皮脂が落ちるどころか頭皮が傷ついてしまいます。傷ついた頭皮は修復する過程で「フケ」を発生してしまうことがあります。清潔にしようと洗っているのに、かえって逆効果になりかねません。髪を洗うと同時に頭皮も洗う、その意識が頭の嫌な臭いを予防する最大の方法です。

 
 
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